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−我々ファンからしますと、監督さんというのはマスコミにもよく登場されますし、大体どんな仕事をされているのかという事は想像がつくのですが、高校野球の部長さんというのは一体どんな仕事をされているのかがよく分からない。今日はその辺りの話を聞かせてください。
よく「クラブは何をされているのですか?」と聞かれて、「野球部長をしています」と答えると、必ず「野球部の部長って何をされているのですか?」と尋ねられます。
なかなか説明をするのは難しいんですが、「簡単に言うと高校野球のテレビ中継なんかで、ベンチの中で1人だけネクタイをしているおじさんがいるでしょう。あれなんです」と答えるしかないんですよね。確かに陽の当たる存在ではないですので、一般の方からすると分からない存在ではあると思います。
−僕が勝手に想像していたのは、会社で言うと監督は前面に出る現場の役割で、部長というのは総務に当たるのかなと。
新聞などで部長は誰々という書き方をされますけれど、部長というのは正式な呼び名ではないんです。正式には責任教師と言います。 大会の要綱などを読みますと、監督が大会中に負わなければならない責任というのはほとんどないんですよね。グランドでのマナーの悪さや応援団の方でなにかあったとなると注意を受けるのは部長なんです。 監督は教師でない方でも出来るのですが、責任教師はその名の通り学校の教師でなければならない。学校の中でのクラブの最高責任者ということになりますので、責任というのは非常に重いですし大切なポジションであるとは思います。
−恐らく非常に数多くの仕事があると思うのですが、簡単に説明してもらえるならば、部長というのはどういう仕事をされているのでしょう?
何でも屋といった感じですけれど。大雑把に言いますと、現場の技術指導、試合での采配以外のすべてのことを部長がしなければいけないと思います。 その中でも、特に気を配っているのが部員の学校生活のことですね。監督も部長も学校の教師ということであれば、学校生活の中で目が行き届きますけれど、うちの場合は監督が大学職員ですので、普段、部員の学校生活というのは全く見れない。その分、私が監督の分まで勉強、学校生活についてしっかりと指導しなければならないと思っています。
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